コラム

windowsバッチファイルについてのオススメの本

 

目次

初心者・初級者へオススメ

中級者以上にオススメ

オススメ本まとめ

 

windowsバッチファイル入門 -知識ゼロから中級レベルを目指す-

発売日 2017年6月
ページ数 151
値段 600
著者
内容

 windowsバッチファイルに興味はあるが使用したことのない人、少しだけコマンドを使ったことはあるが基本から一通り学びたい人へ向けた本となっており、初学者・初級者を中級者レベルへと引き上げるための入門書である。

したがって、解説はこれでもかというぐらい丁寧である。バッチファイルを使用するためのパソコン環境の設定から始まり、バッチファイルでどのようなことができるのか実際に業務等で使えるプログラムを作成していく中で学んでいく。

ファイル比較プログラム、ファイル名に日付を加えるプログラム、ファイル内文字の一括置換プログラムなどを作成していくが、その中で重要コマンド・テクニックが散りばめられており新しいコマンドが出てきたらその都度詳しい解説が入る。

詳しい内容は、以下の目次を参照されたい。

  • 第1章 バッチを使う環境を整える
  • 第2章 ファイル比較バッチの作成(前編)
  • 第3章 ファイル比較バッチの作成(後編)
  • 第4章 特定のファイルをコピーして集める
  • 第5章 変数と簡単な演算
  • 第6章 ファイル名に日付を加える
  • 第7章 ユーザが処理を選べるようにする
  • 第8章 ファイル名に日付を加える(改良編)
  • 第9章 ファイル内の文字列を置換する
  • 第10章 ラベルでプログラムをまとめる
  • 第11章 ファイル名を一括変換する
  • 第12章 コメントアウトを使ってメモを取る
  • 第13章 バッチファイル内でバッチファイルを呼び出す
  • 各章の問題集 ※各章の重要なポイントを問題を解くことによって使える力に変えていきます。

注意すべきは本書は初心者を対象にしたものであり、ファイル操作やディレクトリ関連、バッチファイルの基本テクニックについて解説がメインである。ネットワーク関連には触れていない。したがって、中級者以上の方でネットワーク関連の知識が必要な場合は他書を選ぶか、本書を読んだあと追加で以下に紹介する中級者以上を対象とした別の書籍を参照する必要がある。

PDFサンプルなど、さらに詳しく見たい方は「入手場所」のリンクからお進みください。

入手場所 「Windowsバッチファイル入門 -知識ゼロから中級レベルを目指す-」について詳しく見る

 

Windowsコマンドプロンプトスパテク242 Vista/XP/2000対応

発売日 2008年3月
ページ数 488
値段 2,378円(新品)、1,200円前後@2017/1/12現在(中古)
著者 飯島弘文
内容

10つの章立ての中で、本のタイトルであるように合計242のコマンドプロンプトに関するテクニックが書かれている。以下の画像のような形式のセクションが242つある。

Windowsコマンドプロンプトスパテク242の形式

左上に実現したい操作が表記してある。

ただし、タイトルのような「スパテク(スーパーテクニック)」というよりも基本的なことを解説しているという感じで、何か特別な裏技的なことを書いているのではないのでタイトルの「スパテク」に惹かれた方は注意が必要である

以下で紹介する「Windows DOS/コマンドプロンプト辞典」はコマンドから機能や使い方を調べるためにコマンド別にセクションが分かれていたが、本書では「実現したい操作から使用すべきコマンドを調べる」といった逆引き辞典的な使用法を目的に書かれてある。

内容はファイル操作からネットワーク関連まで「Windows DOS/コマンドプロンプト辞典」と同様に深い部分まで網羅されている。解説は中級者が読むのには分かりやすいが初心者が初めて読む参考書としては向いていない。対象読者はwindowsバッチをある程度扱ったことがある中級者レベルからである。

入手場所

 

Windows DOS/コマンドプロンプト辞典

発売日 2003年8月
ページ数 408
値段 2,138円(新品)、300円前後@2017/1/12現在(中古)
著者 飯島弘文
内容

 書名の通りwindowsバッチコマンドの辞書。2003年発売であり、windows XPまでしか保障されていないため時々オプションの動作異なったり、この本には載っていないコマンドもあったりするが、中級者である管理人が使用している限りはその点に注意すれば役に立つ本である。調べたいコマンドがあるときは、この辞書の索引からオプションや使い方を調べている。

コマンド別にセクションが分かれて記載されており、コマンドで使用できるオプションが全て網羅されている。コマンドの実行サンプルも非常に簡単ではあるが、記載されている(以下の画像を参照)。

WindowsDOSコマンドプロンプト辞典の形式

全部で200以上のコマンドの紹介があるが、先に述べたように本書は本末尾の索引から詳しく知りたいコマンドを調べるため辞書としての使用がメインとなるであろう。読み物としては使用しづらい。というかそのようなコンセプトで書かれた本ではない。

ただし、コマンドプロンプトの基礎知識やバッチファイル活用アイディア集などが簡潔にまとめられているのセクションは一読しておくとよいかもしれない。

上記で紹介した「windowsバッチファイル入門 -知識ゼロから中級レベルを目指す-」には載っていないネットワーク関連やディスク操作関連のコマンドも記載されており、対象読者は、windowsバッチをある程度扱った実績があることがある中級者レベルからであり、初学者向きではない内容と構成である

入手場所

Windowsバッチファイル初心者へ向けた入門書を作成しました


Windowsバッチファイル初心者の方へ向けた入門書(PDF)を作成しました。


・初めてWindowsバッチファイルを勉強してみようと思っている方

・使ったことはあるが一から基礎を学び直したい方


へ向けて丁寧な解説を行っています。


「全くプログラムを知らない方でも、この入門書を読んだ後には、Windowsバッチファイルの中級者レベルになれるように」をコンセプトに執筆したものです。


この本を読めば、バッチファイルを使ったファイルやフォルダの操作に関しては一通りのことができるようになります。そうなればもう十分中級者と呼べるレベルですので、あとは自分のやりたいことを実現しようとする中で徐々に知識を蓄えていくだけですぐに上級者へなれるでしょう。


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