コマンド別解説

color(コマンドプロンプト画面の背景と文字の色を変える)

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目次

 

コマンドプロンプト画面の背景と文字の色を変える

「color」は「カラー」と呼ばれるコマンドプロンプト画面の背景と文字の色を変えるコマンドです。引数で色の指定をすることで、背景色と文字色を変えます。

[背景色]と[文字色]の間にはスペースは必要ありません。

色は色コードと呼ばれる、以下の16色に対応した数字とアルファベットの中から指定します。

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
水色 黄色 灰色 明るい青
a b c d e f
明るい緑 明るい水色 明るい赤 明るい紫 明るい黄色 輝く白

文字色の指定は[文字色]の指定は必須ですが、[背景色]は任意です。[背景色]を指定しなかった場合は、自動的に色コード「0」(黒)が指定されたことになります。

以下は、様々な色にコマンドプロンプト画面の色を変えた例です。

【コマンド:color 0c】
color(コマンドプロンプト画面の背景と文字の色を変える) 「color 0c」で文字を赤、背景を黒にした例

【コマンド:color 17】
color(コマンドプロンプト画面の背景と文字の色を変える) 「color 0c」で文字を白、背景を青にした例

【コマンド:color 5e】
color(コマンドプロンプト画面の背景と文字の色を変える) 「color 0c」で文字を黄色、背景を紫にした例

 

色コードを指定せず、

を実行すると標準の色の画面にリセットされます。

また、「color」コマンドで変更したコマンドプロンプト画面は、一度コマンドプロンプトを消してしまうと元に戻ってしまいます。

常に色を変えておきたい場合はコマンドプロンプト画面の色のデフォルト値を変更する必要があります。これに関しては、「コマンドプロント画面を変える -やりたいことから検索-」を参照して下さい。

 

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