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「exit」コマンドの使い方
「exit」はコマンドプロンプト画面を終了するコマンドです。コマンドプロンプト上に、
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exit |
とタイプすることで、現在開いているコマンドプロンプトを終了します。
また、「call」コマンドなどでサブルーチンや他のバッチファイルを実行しているときに、「exit」コマンドを実行すると呼び出し元のメインプログラムへ戻ることができます。
サブルーチンについては「バッチファイルでサブルーチンを使用する -やりたいことから検索-」、バッチファイルの呼び出し方は「call(バッチファイルやサブルーチンの呼び出し) -コマンド別解説-」や「start(バッチファイルやサブルーチンの呼び出し) -コマンド別解説-」を参照して下さい。
「/b」オプションで戻り値の指定
「exit」コマンドに「/b」オプションを付けることで、変数「errorlevel」に戻り値を代入することができます。
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exit /b [戻り値] |
例えば、サブルーチンもしくはバッチファイルから戻り値「1」を得る場合、
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exit /b 1 |
としてサブルーチンやバッチファイルを終了させます。
これによって、呼び出し元のメインプログラム内で変数「errorlevel」を参照することで戻り値「1」を引き渡すことができます。
「errorlevel」に関しては、「errorlevel(終了コードを取得する) -コマンド別解説-」で詳しく解説していますので参考にして下さい。