コマンド別解説

mkdir(md)(新規フォルダを作成する)

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目次

 

「mkdir(md)」コマンドの使い方

「mkdir」コマンド、もしくは「md」コマンドは新規フォルダを作成するコマンドです。どちらも同じ機能を持ったコマンドですので、どちらを使っても構いません。一般的には省略形の「md」コマンドを使う方が多いようです。

使用方法は、コマンドの引数として作成したいフォルダ名を指定します。

これで、[新規作成フォルダ名]に指定したフォルダが現在いるフォルダ内に作られます。

 

以下のコマンドは、「temp」フォルダを現在いるフォルダ内に作成しています。

別のフォルダ内にフォルダを新規作成したい場合、例えば一つ前のフォルダの「test」フォルダ内に「temp」フォルダを作成したい場合は、

とします。

 

ちなみに、「md」コマンドにはオプションはありません。

 

複数フォルダを一気に作る

複数フォルダを一度で作ることもできます。作りたいフォルダ名をスペース区切りで複数指定します。

例えば、現在のフォルダの下に「temp1」、「temp2」、そして一つ前のフォルダに「temp3」フォルダを作りたい場合は、

となります。

 

サブフォルダまで一気に作る

サブフォルダ(フォルダの中のフォルダ)まで作りたい場合は、サブフォルダをパス付きで指定するれば、サブフォルダが入っているフォルダが存在しなくても勝手に作ってくれます。

 

例えば、「test」フォルダが存在しないが、「test」の下に「subtest」フォルダを作りたい場合は、

とすることで、「test」フォルダ、そして「test/subtest」フォルダの二つをいっぺんに作成します。

 

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