コマンド別解説

rmdir(rd)(フォルダを削除する)

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目次

 

「rmdir(md)」コマンドの使い方

「rmdir」、もしくは「rd」コマンドはフォルダを削除するコマンドです。どちらも全く同じ動作をしますが、一般的には省略形の「rd」コマンドの方が多く使わています。

使い方は削除するフォルダコマンドに続けて指定します。

例えば、「test」フォルダを削除する場合には、

とします。

以下、実行結果ですが、特に確認メッセージなどは表示されません。

rmdir(rd)(フォルダを削除する) 「test」フォルダを削除する

 

注意点として、上記のコマンドで削除できるのは、空のフォルダだけです。中にフォルダやファイルが存在する場合は以下のような警告が出て削除することができません。

rmdir(rd)(フォルダを削除する) 空ではないフォルダを削除しようとした場合の警告メッセージ

 

フォルダ中のフォルダやファイルごと削除する

中にフォルダやファイルは入っているフォルダを削除したい場合は、「/s」オプションを指定します。

中身が空でない「test」フォルダを削除した例を以下に示します。

rmdir(rd)(フォルダを削除する)空でないフォルダを削除する

削除するかどうか確認メッセージが表示された後、「Y」キーを入力します。

 

「/s」オプションと併用して、「/q」オプションを使用すれば、確認メッセージを表示しません

以下、実行例です。

rmdir(rd)(フォルダを削除する)空でないフォルダを削除するときに確認メッセージを表示しない

確認メッセージが表示されませんでした。

 

複数フォルダを同時に削除する

「rd」コマンドにフォルダを複数指定すれば、指定したすべてのフォルダを一度に削除することが可能です。

 

以下、「test1」、「tset2」、「test3」の3つのフォルダを一気に削除した実行例です。

rmdir(rd)(フォルダを削除する) 3つのフォルダを一気に削除

 

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