コマンド別解説

tree(フォルダ構成をツリー形式で表示する)

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目次

 

フォルダ構成をツリー形式で表示する

「tree」はフォルダ構成をツリー形式で、分かりやすく表示させるコマンドです。

コマンドプロンプト上で、

と入力すると、現在いるフォルダ内のフォルダ構成を以下の図のようにツリー上で表示します。

tree(フォルダ構成をツリー形式で表示する) フォルダ構成をツリー形式で表示する

 

また、「tree」コマンドにフォルダやドライブを指定することで、指定したフォルダやドライブ内のフォルダ構成を表示できます。

以下は、「main_folder1」フォルダについてフォルダ構成を表示させた例です。

tree(フォルダ構成をツリー形式で表示する) 特定のフォルダ内のフォルダ構成を表示

 

ツリー図の表示をグラフィック文字ではなく通常の半角文字で行う

ツリー図の表示をグラフィック文字ではなく通常の半角文字で行うには、「/a」オプションを指定します。

以下に「/a」オプションを指定したツリー図を示します。

tree(フォルダ構成をツリー形式で表示する) 特殊文字を使わずにツリー表示

「-」や「|」、「+」文字を使ってツリーが表現されていることが分かります。「>」コマンドでファイル出力を行うときなどは文字化けを避けるためにこちらの方が都合がよい場合があるかもしれません。

 

各フォルダ内のファイルも表示させる

ここまでは、フォルダだけを表示してきました。フォルダ内にファイルが入っていてもファイルは表示されていません。「/f」オプションを指定することで、各フォルダ内のファイルも表示させることができます。

以下に、「/f」オプションを指定した例を示します。

tree(フォルダ構成をツリー形式で表示する) ファイルも表示する

 

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