ファイル操作系コマンド 一覧
フォルダ(ディレクトリ)関連コマンド 一覧
システム関連コマンド 一覧
環境設定関連コマンド 一覧
バッチファイル関連コマンド 一覧
ファイル操作に関するコマンド 一覧
assoc 拡張子とファイルの関連付けを表示または変更する
1 |
assoc [.拡張子[=ファイルタイプ]] |
解説ページなし
attrib ファイルやフォルダ(ディレクトリ)の属性を表示または変更する
1 |
attrib [属性オプション] [オプション] ファイル名 |
属性オプション | オプションの機能(+で設定、-で解除) |
---|---|
±r | 読み取り専用属性の設定と解除 |
±a | アーカイブ属性の設定と解除 |
±s | システムファイル属性の設定と解除 |
±h | 隠しファイル属性の設定と解除 |
オプション | オプションの機能 |
/s | 現在のフォルダ(ディレクトリ)とすべてのサブフォルダ(サブディレクトリ)の一致するファイルを処理する |
/d | フォルダ(ディレクトリ)の属性も変更する |
解説ページなし
comp 2つのファイル内容を比較する
1 |
comp [オプション] [ファイル1] [ファイル2] |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/d | 相違する箇所の数を10進数で表示 |
/a | 相違する箇所をASCII文字で表示 |
/l | 相違する箇所を行数で表示 |
/n | ファイルの先頭からn文字までだけ比較対象とする |
/c | ASCII文字の大文字と小文字は同じものとして扱う |
/off[line] | 一時的に作成されたオフラインファイルを無視しない |
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compact ファイルやフォルダ(ディレクトリ)を圧縮または圧縮解除する
1 |
compact [/cまたは/u] [オプション] [圧縮または解除対象フォルダ(ディレクトリ)名またはファイル名] |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/c | 指定したファイルまたはフォルダ(ディレクトリ)を圧縮 |
/u | 指定したファイルまたはフォルダ(ディレクトリ)を圧縮を解除 |
/s:フォルダ名 | 指定したフォルダ(ディレクトリ)およびそのフォルダ内にあるすべてのファイルとディレクトリに指定された操作を実行(フォルダを省略した場合はカレントフォルダに対して実行) |
/a | 隠しファイルやシステムファイルも表示 |
/l | エラーが発生した場合でも指定された処理を続行 |
/f | 圧縮が完全に行われていないファイルやフォルダ(ディレクトリ)を、完全に圧縮または圧縮解除する |
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copy ファイルやディレクトのコピーを別の場所に作成する
1 |
copy [オプション] コピー元ファイル コピー先ファイル |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/d | コピー元のファイルが暗号化されていた場合、コピー先で暗号化を解除して保存することを許可 |
/v | コピー終了後、正しく書き込まれたかどうか、コピー元とコピー先のファイルをべリファイ(比較)する |
/n | コピー元のファイルがロングファイル名だった場合、コピー先のファイル名をファイル名8文字+拡張子3文字のショートファイル名にする |
/y | コピー先にコピー元と同じファイル名が存在した場合、確認メッセージなしで上書きする |
/-y | コピー先にコピー元と同じファイル名が存在した場合、上書き確認メッセージを表示する |
/z | ネットワークファイルを再起動可能モードでコピーする |
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copy 複数のファイルを1つのファイルに結合する
1 |
copy [オプション] 結合元ファイル1+結合元ファイル2+結合元ファイル3+... 結合先ファイル |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
前節のcopy(ファイルのコピー)と同様 |
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del ファイルを削除する
1 |
del [オプション] ファイル名 |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/p | 削除時に確認のメッセージを表示 |
/f | 読み取り専用ファイルを強制的に削除 |
/s | ファイルを指定した場合は、指定したフォルダ(ディレクトリ)以下すべてのサブフォルダ(サブディレクトリ)にある指定ファイルをすべて削除する フォルダ(ディレクトリ)を指定した場合は、指定したフォルダ(ディレクトリ)及びサブフォルダ(サブディレクトリ)にあるファイルをすべて削除 |
/q | 名前にフォルダ(ディレクトリ)を指定した場合、削除の確認メッセージを表示せず実行する |
/a:属性 | 指定した属性のファイルをすべて削除 【属性】 r → 読み取り専用 s → システムファイル h → 隠しファイル a → アーカイブ – → その属性以外(例:-r → 読み取り専用以外) |
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dir ディレクトリとファイルの一覧を表示する
1 |
dir [オプション] [ドライブ名][パス][ファイル名] |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/a | 指定した属性のファイル、フォルダ(ディレクトリ)のみを選択的に表示する 【属性】 d → フォルダ(ディレクトリ) r → 読み取り専用 h → 隠しファイル a → アーカイブ s → システムファイル – → その属性以外(例:-r → 読み取り専用以外) |
/b | タイムスタンプやファイルサイズを表示せず、フォルダ(ディレクトリ)名とファイル名だけを表示する(/wとの併用付加) |
/c | ファイルサイズを桁区切りカンマ表示する |
/-c | ファイルサイズを桁区切りカンマなしで表示する |
/d | フォルダ(ディレクトリ)名、ファイル名を昇順で並び替え、/wと同じワイド一覧表示にする |
/l | 大文字を小文字に置き換えて表示する |
/n | タイムステップ、種別、サイズ、ファイル名の順に一覧表示する |
/o:キー | ファイル一覧を指定したキーで並び替えて表示する 【キー】 n → 名前順(アルファベット昇順) s → サイズ順(昇順) e → 拡張子順(アルファベット昇順) d → 日時順(昇順) g → グループ順(ディレクトリ、ファイルの順) – → 降順 |
/p | 一覧の行数が表示行数を超える場合、1画面ごとに一時停止する(何かキーを押すと続きを表示) |
/q | サイズとファイル名の間に、ファイルの所有者を表示する |
/s | 指定したフォルダ(ディレクトリ)内にあるすべてのサブフォルダ(サブディレクトリ)まで含めて、フォルダ(ディレクトリ)名、ファイル名を表示する |
/t:タイムフィールド | タイムフィールドで指定したタイムスタンプを表示する 【タイムフィールド】 c → 作成 a → 最終アクセス w → 最終更新 |
/w | フォルダ(ディレクトリ)、ファイル名のみをワイド一覧形式で表示する(/bとの併用不可) |
/x | サイズとファイル名の間に、ロングファイル名に対応する省略形を表示する(省略形は「ファイル名8文字」.「拡張子3文字」形式) |
/4 | タイムスタンプの年を4桁で表示する |
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expand COMPRESSフォーマットのファイルを展開する
1 |
expand [-r] 圧縮ファイル名 展開先 |
解説ページなし
expand CABフォーマットのファイルを展開する
1 |
expand [-d] cabファイル名 -F:ファイル名 展開先 |
解説ページなし
extract CABフォーマットのファイルを展開する(98SE、Meのみ)
1 |
extract [オプション] cabファイル名 [取り出すファイル名] |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/a | CABファイル内の全ファイルを展開する |
/c | 1.7MBフロッピーからファイルを展開する |
/d | 展開は行わず、CABファイルの内容を表示する |
/e | CABファイルないのファイルを指定して展開する |
/l dir | 展開先フォルダ(ディレクトリ)を指定する |
/y | 展開先に同名のファイルがある場合、確認なしで上書き保存する |
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fc 指定した2つのファイルの内容を比較する
1 |
fc [オプション] ファイル名1 ファイル名2 |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/a | 相違箇所ごとに、前後3行を結果表示する |
/b | バイナリデータとして比較し、結果はコードで表示する |
/c | 英字の大文字と小文字を同じものとして扱う |
/l | ASCIIテキストとして比較し、結果はテキストで表示する |
/lBn | 連続する最大不一致行を指定行数に設定する |
/n | ASCIIテキストとして比較し、結果に行番号をつけて表示する |
/off[line] | オフライン属性のファイルを無視せずに比較の対象とする |
/t | タブをスペースに変換せずに、タブコードのまま比較する |
/u | Unicodeテキストとして比較し、結果もUnicodeで表示する |
/w | 連続した空白(タブとスペース)は1つのスペースと見なして比較する |
/不一致行数 | 不一致の行を第1行とし、一致すべき連続行数を指定する |
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find ファイル内の指定文字列を検索
1 |
find [オプション] "文字列" ファイル名 |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/v | 指定した文字列を含まない行だけを表示 |
/n | 指定した文字列がある行番号も添えて表示 |
/c | 指定した文字列がある行数を表示 |
/i | 大文字と小文字を区別しない |
/off[line] | オフライン属性が設定されたファイルも対象にする |
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findstr 文字列または正規表現の文字列を検索する
1 |
findstr [オプション] "文字列" ファイル名 |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/b | 各行の先頭が検索文字と一致する行を検索する |
/e | 各行の末尾が検索文字と一致する行を検索する |
/l | 検索文字列をリテラル検索文字として検索する |
/r | 検索文字列を正規表現検索文字として検索する |
/s | 指定したフォルダ(ディレクトリ)以下の全てのサブフォルダ(サブディレクトリ)から検索文字列と一致するファイルを検索する |
/i | 英字の大文字と小文字を区別せず、同じ文字として扱う |
/x | 検索文字列と完全に一致する行のみを検索する |
/v | 検索文字列と一致する行のみ以外を検索する |
/m | 検索文字列と一致するファイルのファイル名のみを表示する |
/n | 検索結果の左端に行番号を表示する |
/o | 検索結果の左端に先頭からの総行数を表示する |
/p | 特殊コードなどの印刷不可能な文字を含むファイルを検索の対象から除外する |
/off[line] | オフライン機能で一時的に作成されたオフラインファイルを無視しない |
/c:文字列 | 指定された文字列をリテラル検索文字列として検索する |
/f:ファイル | 指定したファイルからファイル一覧を読み取り検索の対象とする(ファイル名を「/」にすると入力待ちになる) |
/g:ファイル | 指定したファイルから検索文字列を読み取り検索文字列として使用する(ファイル名を「/」にすると入力待ちになる) |
/d:フォルダ;フォルダ… | セミコロンで区切った複数のフォルダ(ディレクトリ)全てを検索対象にする |
/a:色属性 | 背景色1桁+文字列1桁の2桁の16進数で色属性を指定する 【色属性】 文字色と背景色のコードはそれぞれ0~F |
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ftype ファイルタイプに対して自動的に起動するソフトを設定する
1 |
ftype ファイルタイプ=OPENコマンド文字列 |
解説ページなし
makecab CABフォーマットの書庫ファイルを作成する
1 2 |
makecab [オプション] 圧縮ファイル 圧縮先ファイル makecab [オプション] /f 指示ファイル |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/d 変数=値 | 圧縮時に使用するインデックス辞書を固定する |
/l パス | 圧縮ファイルを生成するパスを指定する |
/v サイズ | 圧縮時に使用する辞書を検索するブロックサイズを1~3の値で指定する 【サイズ】 1 → 64KB 2 → 256KB 3 → 1MB |
/f | 指示ファイルに従って圧縮する |
解説ページなし
move ファイルやフォルダ(ディレクトリ)を移動する
1 |
move [オプション] 移動元 移動先 |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/y | 新規作成や上書きの確認メッセージを表示しない |
/-y | 新規作成や上書きの確認メッセージを表示する |
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more 自動的に一時停止しながらテキストファイルの内容を表示する
1 |
more [オプション] ファイル名1 [ファイル名2 ファイル名3...] |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/e | 拡張機能を有効にする(規定値) |
/c | more実行前に画面を消去する |
/p | フォームフィールド文字をラインフィールド文字に展開する |
/s | 連続した空白行を1行の空白にする |
/t数字 | タブを「数字」個の空白に置き換える(/t8が規定値) |
+数字 | 最初のファイルを「数字」行目から表示する |
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print テキストファイルをプリンタで印刷する
1 |
print [オプション] ファイル名 |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/d:デバイス名 | 印刷デバイス名を指定する |
解説ページなし
rename(ren) ファイルやフォルダ(ディレクトリ)の名前を変更する
1 2 |
rename(ren) 変更前のファイル名 変更後のファイル名 rename(ren) 変更前のフォルダ(ディレクトリ)名 変更後のフォルダ(ディレクトリ) |
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replace タイムスタンプを比較して新しければ上書き、更新する
1 |
replace [オプション] 送り元ファイル 送り先 |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/a | 送り先にないファイルのみコピーする(/s、/uと同時に使用不可) |
/p | ファイルの上書きや追加の際に確認メッセージを表示する |
/r | 読み取り専用属性のファイルも強制的に置き換える |
/s | 送り先のサブフォルダ(ディレクトリ)のファイルも置き換える(/aと同時に使用不可) |
/w | コピー前にディスクの挿入を待つ |
/u | 送り先に同名ファイルがある場合、送り元ファイルの方が新しければ上書きする(/aと同時使用不可) |
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sort テキストファイルやテキストデータを昇順・降順に並べ替える
1 |
sort [オプション1] ファイル名 [オプション2] |
オプション1 | オプションの機能 |
---|---|
/r | 逆順(降順)に並び替える |
/+数字 | 行の先頭から「数字」番目以降を条件に並び替える |
/m数字 | 並び替え用バッファサイズをキロバイト単位で指定する(最小160MB) |
/l | 並び替え規則(ロケール)を変更する(指定は「c」のみ可) |
/re文字数 | 1行の最大文字数を指定する |
オプション2 | オプションの機能 |
/tパス名 | メモリが足りないとき作業用ディレクトリを指定する |
/oファイル名 | 並び替えた結果をファイルに保存する |
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xcopy サブフォルダ(サブディレクトリ)まで含めてファイルをコピーする
1 |
xcopy [オプション] コピー元 コピー先 |
オプション1 | オプションの機能 |
---|---|
/a | 属性を変更せずにアーカイブ属性のファイルだけコピーする |
/c | エラーが発生してもコピーを続行する |
/d | コピー先に同名のファイルが既に存在する場合、コピー元の日付がコピー先の日付より新しい場合だけ上書きする |
/d:日付 | 「日付」以降に変更されたファイルだけをコピーする |
/e | 空であってもサブフォルダ(サブディレクトリ)をコピーする |
/exclude:ファイル1 [ファイル2] [ファイル3] […] | コピーから除外するファイル名、またはフォルダ(ディレクトリ)名を記述したファイルを指定する(複数指定可) |
/f | コピー中にコピー元とコピー先のファイル名を表示する |
/h | 隠しファイル属性やシステムファイル属性のファイルもコピーする |
/i | コピー先に指定されたファイルやフォルダが存在せず、コピー対象ファイルが複数の場合、コピー先の指定をフォルダ(ディレクトリ)名とみなしてコピーする |
/k | コピー元が読み取り専用属性の場合、属性ごとコピーする(省略した場合は読み取り専用属性を解除) |
/l | コピーを行わず、コピー対象となるファイル名だけを表示する |
/m | アーカイブ属性のファイルだけコピーし、アーカイブ属性を解除する |
/n | 8+3形式の短いファイル名を使用してコピーする |
/p | コピー先ファイルを作成する前に確認メッセージを表示する |
/q | コピー中にファイル名を表示する |
/r | 読み取り専用属性のファイルに対しても上書きコピーする |
/s | 空でなければサブフォルダ(ディレクトリ)もコピーする |
/t | ファイルをコピーせずフォルダ(ディレクトリ)のみを作成する(空のフォルダ(ディレクトリ)は除外する) |
/u | コピー先に既に存在するファイルだけをコピーする |
/v | 書き込んだ各ファイルを検証(ベリファイ)する |
/w | コピー開始前に一時停止し、キー入力があると開始する |
/y | コピー先に既存ファイルがある場合、上書きする前に確認メッセージを表示しない |
/-y | コピー先に既存ファイルがある場合、上書きする前に確認メッセージを表示する |
/o | ファイルの所有権とアクセスコントロール情報(ユーザーの制限など)もコピーする |
/x | ファイルの監査設定情報もコピーする(/oの機能を含む) |
/z | 再起動可能モード(接続が切断されたら再接続後にコピー再開)でネットワークファイルをコピーする |
/g | コピー先が暗号化をサポートしないファイルシステム(FAT32など)の場合、暗号化されたファイルをコピーすることを許可する(暗号化は解除) |
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フォルダ(ディレクトリ)関連コマンド 一覧
cacls ファイルやフォルダ(ディレクトリ)のアクセス権の設定や設定状況を表示する
1 |
cacls [オプション] ファイル名またはフォルダ(ディレクトリ)名 |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/c | アクセス拒否エラーを無視してアクセス権リストの変更を続行する |
/d ユーザー名 | 指定ユーザーのアクセスを拒否する(ワイルドカードを利用して複数ユーザーの指定可) |
/e | アクセス権のリスト全体を置き換えず、指定されたアクセス権のみ変更する |
/g ユーザー名:アクセス権文字 | 指定ユーザーの指定アクセス権を許可設定する(ユーザー名はwindowsに登録済みのもののみ使用可) |
/p ユーザー名:アクセス権文字 | 指定ユーザーの指定アクセス権を設定しなおす(ユーザー名はwindowsに登録済みのもののみ使用可) |
/r ユーザー名 | 指定ユーザーのアクセス権を無効にする(/eオプションとの併用が不可欠) |
/t | 現在のフォルダ(ディレクトリ)とすべてのサブフォルダ(ディレクトリ)にある指定ファイルのアクセス権を変更する |
【アクセス権文字】 r → 読み取り w → 書き込み c → 変更(書き込み) f → フルコントロール |
解説ページなし
chdir (cd) カレントフォルダ(ディレクトリ)を切り替える
1 |
chdir [オプション] フォルダ名(ディレクトリ名) |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/d | ドライブ名を含むフォルダ(ディレクトリ)名を処理する |
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cipher ファイルやフォルダ(ディレクトリ)の暗号化/完全抹消を行う
1 |
cipher [オプション] フォルダ(ディレクトリ)またはファイル名 |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/a | フォルダ(ディレクトリ)とファイルの両方を処理する |
/d | 指定したフォルダ(ディレクトリ)の暗号化を解除し、これ以降にこのフォルダに追加されるファイルを暗号化しないように設定する |
/e | 指定したフォルダ(ディレクトリ)の暗号化し、これ以降にこのフォルダに追加されるファイルを暗号化するように設定する |
/f | 指定したすべてのオブジェクトを強制的に暗号化または暗号化を解除する(規定では、既に暗号化または暗号化を解除されているファイルをスキップする) |
/h | 隠し属性やシステム属性を持つファイルを表示する |
/i | エラーが起きても指定された処理を続行する |
/k | 「cipher」コマンドを実行しているユーザーのために新しいファイル暗号化キーを作成する(指定すると、ほかの全オプションは無視される) |
/q | 重要な情報だけ表示する |
/s:フォルダ(ディレクトリ) | 指定したフォルダ(ディレクトリ)とその全サブフォルダ(サブディレクトリ)に対して、選択した処理を行う |
/n | 「/u」オプションと併用して、ドライブ内のすべての暗号化ファイルを一覧表示する |
/u | 「/n」オプションと併用して、ドライブ内のすべての暗号化ファイルを一覧表示する |
/r:ファイル名 | 新しい回復エージェントの証明書と秘密キーを生成して、指定ファイルに保存する |
/w:フォルダ(ディレクトリ)名 | 指定フォルダ(ディレクトリ)の属するドライブの未使用部分のデータを完全抹消する(指定すると他の全オプションが無視される) |
解説ページなし
mkdir (md) 新規フォルダ(ディレクトリ)を作成する
1 |
mkdir フォルダ(ディレクトリ)名 |
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pushd フォルダ(ディレクトリ)を切り替え、切り替え前のフォルダ(ディレクトリ)名をスタックにプッシュする
popd pushdコマンドで保存した最後のフォルダ(ディレクトリ)名にカレントを切り替える
1 2 |
pushd フォルダ名(ディレクトリ名) popd |
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rmdir (rd) 空のフォルダ(ディレクトリ)を削除する
1 |
cmdir [オプション] フォルダ名(ディレクトリ名) |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/s | 指定フォルダ(ディレクトリ)とその中すべてのサブフォルダ(ディレクトリ)とファイルを削除する |
/q | 「/s」オプションで削除するときに確認メッセージを表示しない |
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tree フォルダ(ディレクトリ)の階層構造をツリー形式で表示する
1 |
tree [オプション] ドライブまたは(ディレクトリ)名 |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/a | ツリー表示対象のドライブを指定 |
/f | 各フォルダ(ディレクトリ)内のファイル名も表示する |
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verify ディスクの書き込み時にべリファイ機能を設定する
1 |
verify [オプション] |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
on | ベリファイ機能を有効にする |
off | ベリファイ機能を無効にする |
解説ページなし
システム関連コマンド 一覧
at (※windows10では使用不可) 指定した日時にコマンドやプログラムを実行する
1 2 |
at [コンピュータ名] 時刻 [/interactive] [日付または曜日] "コマンド" at [コンピュータ名] [ID番号] /delete [/yes] |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
時刻 | 実行する時刻を時:分の形式で指定 |
コマンド | 実行するコマンドまたはプログラムを指定 |
/interactive | コマンド実行による画面表示を許可する |
/delete | 設定したスケジュールを削除する |
/yes | 削除時に確認を行わない |
ID番号 | 設定した予定に付けられた番号を指定する(ID番号なしで/deleteを使うと全スケジュールを削除) |
日付または曜日 | 【/every[:日付1,日付2,…]】 毎週同曜日、毎月同日に実行する(日付の場合は「1~31」の数字、曜日の場合は「M, T, Th, F, S, Su」の文字で指定) 【/next[:日付1,日付2,…]】 指定日に1回のみ実行する(日付の場合は「1~31」の数字、曜日の場合は「M, T, Th, F, S, Su」の文字で指定) |
解説ページなし
cls 画面をクリアする
1 |
cls |
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cmd 別プロセスでコマンドインタプリタを起動する
1 |
cmd [オプション] コマンド |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/c | コマンド実行後に起動した「cmd.exe」を終了する |
/k | コマンド実行後に起動した「cmd.exe」を終了しない |
/a | 実行結果をパイプやリダイレクトで出力する場合にANSI(米国規格協会)コードで出力する |
/d | AutoRunコマンドの実行を禁止する |
/e:onまたはoff | コマンドの拡張機能を有効/無効に設定する(規定値はon) |
/f:onまたはoff | ファイル名とフォルダ(ディレクトリ)名の補間機能を有効/無効に設定する(規定値はon) |
/q | echo offの状態にする(メッセージを表示しない) |
/s | コマンドの引用符の扱いを変更する |
/t:背景色文字色 | 色コードで背景と文字色を設定する(色コードは下記参照) |
/u | 実行結果をパイプやリダイレクトで出力する場合にUnicodeで出力する |
/v:onまたはoff | 環境変数の遅延展開を有効/無効に設定する(規定値はoff) |
【色コード】 0:黒 1:青 2:緑 3:水色 4:赤 5:紫 6:黄色 7:白 8:灰色 9:明るい青 a:明るい緑 b:明るい水色 c:明るい赤 d:明るい紫 e:明るい黄色 f:輝く白 |
解説ページなし
color 画面表示の背景色と文字列を設定する
1 |
color [背景色] 文字色 |
文字色 | 色コードで文字の色を指定(色コードは下記参照) |
---|---|
背景色 | 色コードで背景の色を指定(色コードは下記参照) |
【色コード】 0:黒 1:青 2:緑 3:水色 4:赤 5:紫 6:黄色 7:白 8:灰色 9:明るい青 a:明るい緑 b:明るい水色 c:明るい赤 d:明るい紫 e:明るい黄色 f:輝く白 |
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command 別プロセスでWindows98SE/Me版のコマンドインタプリンタを起動する
1 |
command [パス] [デバイス] [オプション] コマンド |
コマンド | 起動するコマンドを指定 |
---|---|
パス | command.comファイルのあるフォルダ(ディレクトリ)を指定する |
デバイス | コマンド入出力に使用するデバイスを指定する |
オプション | オプションの機能 |
/c | コマンド実行後に起動したcommand.exeを終了する |
/e:サイズ | 環境変数のサイズの初期値(バイト)を設定する |
/k | コマンド実行後に起動したcommand.exeを終了しない |
/l:サイズ | 内部バッファのサイズ(128~1024)を指定する(/pと併用) |
/low | commandの常駐データを下位メモリに読み込む |
/msg | 全エラーメッセージをメモリ内に保持する(/pと併用) |
/p | 新しいコマンドインタープリタを常駐する(終了できない) |
/u:サイズ | 入力バッファサイズ(128~255)を指定する(/pと併用) |
/y | 「/c」か「/k」オプションでバッチファイルを実行したときに1行ずつ確認する |
解説ページなし
exit コマンドプロンプトを終了する
1 |
exit |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/b 数値 | errorlevelの値を設定してバッチファイルを終了する |
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help コマンドのヘルプを表示する
1 |
help [コマンド] |
コマンド | 情報を表示するコマンドを指定する |
---|
>>解説ページへ
mem MS-DOSプロンプトや16ビット仮想マシンの割り当てメモリの情報を表示する
1 |
mem [オプション] |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/d | プログラムや読み込まれているドライバなどの情報を表示する |
/c | 読み込まれているプログラムの状態をメモリ使用方法によって分類表示する |
/f | 空きメモリの情報を表示する(98SE/Me) |
/m:モジュール名 | 指定したモジュールのメモリ情報を表示する(98SE/Me) |
/p | 1画面ごとに表示を一時停止する(98SE/Me) |
/program(/p) | メモリ中にロードされているプログラムの状態を表示する |
解説ページなし
runas ログオン中のユーザーとは別のユーザーとしてプログラムを実行する
1 |
runas [オプション] /user:ユーザーアカウント プログラム名 |
/user:ユーザーアカウント | 「ユーザー名@ドメイン名」または「ドメイン名\ユーザー名」形式で指定 |
---|---|
プログラム名 | 実行するプログラムや外部コマンドを指定 |
/env | 指定ユーザーの環境ではなく現在の環境を使用して実行する |
オプション | オプションの機能 |
/env | 指定ユーザーの環境ではなく現在の環境を使用して実行する |
/netonly | 指定したユーザーをリモートアクセス専用とする |
/profile | プログラム実行時にユーザーのプロファイルを読み込む |
/no profile | プログラム実行時にユーザーのプロファイルを読み込まない(アプリケーションによっては誤動作の原因となる) |
/showtrustlevels | 「/trustlevel」オプションの一覧を表示する |
/smartcard | スマートカードから視覚情報を読み取る |
/trustlevel:レベル | プログラムを実行する際の承認レベルを指定する(Active Directory環境で使用。レベルは/showtrustlevelsで確認することができる) |
解説ページなし
sfc システムファイル保護機能を利用する
1 |
sfc [オプション] |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/cachesize | 保護ファイルキャッシュのサイズ(MB)を設定する |
/purgecache | 保護ファイルキャッシュを削除して保護されているシステムファイルをすぐにスキャンする |
/scannow | 保護されたシステムファイルのスキャンを今すぐ実行する |
/scanonce | 保護されたシステムファイルのスキャンを次回起動時に実行する |
/quiet | 確認メッセージなしで間違ったバージョンのファイルを置き換える |
/cancel | 保護中のスキャン予定を取り消す |
/enable | ファイル保護機能を有効にする |
/revert | 既定の設定に戻す |
解説ページなし
shutdown コンピュータのシャットダウン、再起動、ログオフなどをする
1 |
shutdown [オプション] |
オプション(基本機能) | オプションの機能 |
---|---|
/a | 指定済みで実行前のシャットダウンを中止する |
/i | 画面に設定ダイアログを表示する(必ずオプションの先頭で指定) |
/l | 現在ユーザーがログオフする |
/s | コンピュータをシャットダウンする |
/r | コンピュータを再起動する |
オプション(その他) | オプションの機能 |
/f | 実行中のアプリケーションを強制的に閉じる |
/m \\コンピュータ名 | 対象コンピュータを指定する |
/t 秒数 | シャットダウンや再起動までのダウンカウント秒数を設定する。ログオフに指定不可(既定値は20秒) |
/c “メッセージ” | シャットダウン警告ダイアログの「メッセージ」欄に表示する文章を設定する(最大127文字) |
/d [u] [p]:値1:値2 | シャットダウンの理由コードを設定する u → ユーザーコードを示す p → 計画済みのシャットダウンコードを示す 値1 → 重大な理由コード(0~255)を指定する 値2 → 重大ではない理由コード(0~65536)を指定する |
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start 別窓でプログラムを実行する
1 |
start [オプション] プログラム名 [引数] |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/max | 窓を最大化して起動する |
/wait | 起動したプログラムが終了するまで待つ(主にバッチファイル使用時) |
オプション(98SE/Me) | オプションの機能(98SE/Me) |
/m | 窓を最小化して起動する |
/restored | プログラムを通常の窓サイズで実行する(既定値) |
オプション(2000~) | オプションの機能(2000~) |
/”タイトル” | 開いた窓のタイトルバーに表示するタイトルを指定する |
/b | 新しい窓を開かずにプログラムを起動する |
/abovenormal | 優先度「adovenormal」(標準以上)でプログラムを起動する |
/belownormal | 優先度「belownormal」(標準以下)でプログラムを起動する |
/dパス | プログラムを実行するディレクトリを指定する |
/high | 優先度「high」でプログラムを起動する |
/i | cmd.exeを起動時の環境でプログラムを起動する |
/low | 優先度「idle」でプログラムを起動する |
/min | 窓を最小化して起動する |
/normal | 優先度「normal」(通常)でプログラムを起動する |
/realtime | 優先度「realtime」でプログラムを起動する |
/separate | 16ビットのプログラムを別メモリ領域で起動する |
/shared | 16ビットのプログラムを共有メモリ領域で起動する |
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tasklist 現在実行中のタスク一覧を表示する
1 |
tasklist [オプション] |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/fo 形式 | 出力形式を「table」、「list」、「csv」で指定する |
/m モジュール | 指定パターンに一致するdllを読み込んだすべてのタスクの一覧を表示する(モジュール名を省略した場合、各タスクに読み込まれたモジュールを一覧表示) |
/nh | 出力時に列見出しを表示しないように指定する(/foで「table」か「csv」が指定されている場合のみ有効) |
/p パスワード | /uで指定したユーザーのパスワードを設定する(省略した場合、入力要求が表示される) |
/s コンピュータ | 対象コンピュータをコンピュータ名かIPアドレスで指定する |
svc | 各プロセスのサービス名を表示する |
/u ユーザー名 | 実行するユーザーアカウントを「ドメイン名\ユーザー名」で指定する(既定値は現在のユーザー) |
/v | 詳細情報を表示する |
オプション(フィルタ指定) | オプションの機能 |
/fi | 「フィルタ」で指定された条件に一致するものを出力する フィルタ → 「名前 演算子 値」という形で指定 |
解説ページなし
taskkill 指定したタスクを停止する
1 |
taskkill [オプション] |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/p パスワード | /uで指定したユーザーのパスワードを設定する(省略した場合、入力要求が表示される) |
/s コンピュータ | 対象コンピュータをコンピュータ名かIPアドレスで指定する |
/u ユーザー名 | 実行するユーザーアカウントを「ドメイン名\ユーザー名」で指定する(既定値は現在のユーザー) |
/pid 番号 | 終了するタスクのプロセスID番号 |
/im イメージ名 | 終了するタスクのイメージ名を指定する(「*」ですべて) |
/t | 指定タスクとその子プロセスも終了する(Tree Kill機能) |
/f | タスクを強制終了する |
/fi | 「フィルタ」で指定された条件に一致するものを出力する フィルタ → 「名前 演算子 値」という形で指定 |
解説ページなし
バッチファイル関連コマンド 一覧
@ コマンドを画面に表示しないで実行する
1 |
@コマンド |
コマンド | 画面に表示しないコマンドを指定 |
---|
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:(ラベル) GOTOコマンドでジャンプする位置を示すラベル行を設定する
1 |
:ラベル名 |
ラベル名 | ジャンプ先とする文字列を指定 |
---|
>>解説ページへ
%環境変数名% バッチファイル中で環境変数の値を利用出来るようにする
1 |
%環境変数名% |
環境変数名 | 利用する環境変数名を指定 |
---|
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call バッチファイルから他のバッチファイルを起動する同じバッチファイル内のサブルーチンを呼び出す
1 2 |
call バッチファイル名 引数 call :ラベル名 引数 |
バッチファイル名 | 起動するバッチファイルを指定 |
---|---|
ラベル名 | サブルーチンとして使うプログラムに指定したラベル名を指定 |
引数 | 起動するバッチファイルに渡す引数を指定 |
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choice 押されたキーに応じた値を返すことでキー入力を判定する
1 |
choice [オプション] |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/c:選択肢 | 有効となるキーを「選択肢」として指定(複数指定可/省略した場合は「Y/N」) |
/n | プロンプト末尾に選択肢と「?」を表示しない |
/s | 選択肢のキーの大文字/小文字を区別する |
/t:文字;秒 | 指定した秒数が過ぎたら指定した文字のキーが押されたものとして処理を進める |
テキスト | プロンプト文字列の表示 |
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cscript コマンドラインからVBScriptやJScriptのスクリプトを実行する
1 |
cscript スクリプトファイル名 [WSHオプション] [スクリプトの引数] |
WSHオプション | オプションの機能 |
---|---|
//b | バッチモードで実行する(コマンドプロンプトの窓、警告、エラーなど表示しない) |
//d | デバッガを使えるようにする |
//e:<エンジン> | 実行するためのスクリプト言語を指定する(Windows標準のエンジンとしてVBScriptとJScriptが用意されている他、Perlなど他のエンジンも組み込めば使用可能) |
//h:cscript | cscript.exeを既定のスクリプトホストに設定する |
//h:wscript | wscript.exeを既定のスクリプトホストに設定する |
//l | 対話モードを指定する(//bと逆の動作/既定値) |
//job:<番号> | .wsfファイル内で<番号>(4桁)で識別されるジョブを実行する |
//logo | スクリプト実行前にwshのバナーを表示する(//nologoと逆の動作/既定値) |
//nologo | スクリプト実行前にwshのバナーを表示しない |
//s | 設定したオプションをその後の既定値とする |
//t:<秒> | スクリプトのタイムアウト秒数を設定する(最大32767秒) |
//x | デバッガでスクリプトを起動する |
解説ページなし
echo 画面にテキストを表示する
1 |
echo [オプション] テキスト |
テキスト | 画面表示する任意のテキストを指定 |
---|---|
オプション | オプションの機能 |
on | コマンド自体やそのメッセージをすべて表示する |
off | コマンド自体やそのメッセージをすべて表示しない |
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for 繰り返し処理を行う
1 |
for [オプション] %%変数 in (対象) do 処理 |
%%変数 | (対象)で指定された値セットの中でその回に処理するデータが変数に入る(コマンドラインから使う場合は「%変数」と指定) |
---|---|
(対象) | 処理対象になる値のセット(テキストファイル、フォルダ(ディレクトリ)、スペースで区切ったデータの並びなども指定可) |
処理 | 繰り返して行うコマンド(複数行にわたる処理は( )でくくる) |
オプション | オプションの機能 |
/d | 対象にワイルドカードが指定された場合にフォルダ(ディレクトリ)だけを対象にする |
/rパス | 指定パス以下のすべてのサブフォルダ(ディレクトリ)を対象にする |
/l | 「開始,増分,終了」形式の繰り返し有効にする |
/f解析文字列 | 対象のテキストファイルの各行から解析文字列に従ってトークンを取り出して処理を行う(解析文字列は以下を参照) |
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goto 指定したラベル行に処理をジャンプする
1 |
goto ラベル名 |
ラベル名 | ジャンプ先のラベル名を指定 |
---|
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if, else, not 条件判断を行う
1 2 3 4 5 6 |
if [not] errorlevel 値 コマンド [else コマンド] if [not] exist ファイル名 コマンド [else コマンド] if [not] 文字列1==文字列2 コマンド [else コマンド] if cmdextversion 番号 コマンド [else コマンド] if defined 変数名 コマンド [else コマンド] if [/l] 文字列1 比較演算子 文字列2 コマンド [else コマンド] |
機能と書式 | ①errorlevelの値を条件に判断する |
---|---|
値 | 条件となる数値を指定 |
コマンド | 条件に合った場合に実行するコマンドを指定 |
機能と書式 | ②ファイル・フォルダ(ディレクトリ)の存在の有無を条件に判断する |
ファイル名 | 条件となるファイル名を指定 |
コマンド | 条件に合った場合に実行するコマンドを指定 |
機能と書式 | ③2つの文字列の一致/不一致を条件に判断する |
文字列1 | 比較の対象となる文字列を指定 |
文字列2 | 比較の対象となる文字列を指定 |
機能と書式 | ④cmd.exeのコマンド拡張機能のバージョンが番号以上かを条件に判断する |
番号 | 条件となるコマンド拡張機能のバージョン番号を指定 |
コマンド | 条件に合った場合に実行するコマンドを指定 |
機能と書式 | ⑤指定環境変数の存在の有無を条件に判断する |
変数名 | 条件となる環境変数名を指定 |
コマンド | 条件に合った場合に実行するコマンドを指定 |
機能と書式 | ⑥詳細な比較方法を指定した2つの文字列の比較判断する |
文字列1 | 比較の対象となる文字列を指定 |
文字列2 | 比較の対象となる文字列を指定 |
コマンド | 条件に合った場合に実行するコマンドを指定 |
比較演算子 | equ → 等しい neq → 等しくない lss → より小さい(未満) leq → より小さいか等しい(以下) gtr → より大きい geq → より大きいか等しい(以上) |
オプション | オプションの機能 |
not | 条件の「否定」を表す |
else コマンド | 条件が成立しなかった場合に指定したコマンドの処理を行う |
/l | 大文字/小文字を区別せず比較する |
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pause メッセージを出してバッチ処理を一時停止する
1 |
pause |
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rem バッチファイル中にコメント行を作成する
1 |
rem テキスト |
テキスト | コメント行となる文字列を指定 |
---|
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setlocal ローカル変数扱いの環境変数をセットする
endlocal ローカル変数の対象範囲末尾を指定する
1 2 |
setlocal [オプション] endlocal |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
enableextension | コマンド拡張機能を有効にする |
disableextension | コマンド拡張機能を無効にする |
enabledelayedexpansion | 遅延環境変数の展開を有効にする |
disabledelayedexpansion | 遅延環境変数の展開を無効にする |
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shift %1~%9変数の内容をずらして格納しなおす
1 |
shift [/開始変数番号] |
/開始変数番号 | ここで指定した番号より前の変数は値が固定されたままでシフトされない(番号は1~8で指定) |
---|
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exit バッチ処理を終了する
1 |
exit /b [終了コード] |
オプション | オプションの機能 |
---|---|
/b | バッチファイルの終了を意味する |
終了コード | errorlevelにこのコード番号をセットしてバッチ処理を終了する |
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