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コマンドのメッセージ表示を消す

 

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コマンドのメッセージ表示を消す

 

コマンドのメッセージ表示を消す

バッチではコマンドを実行するとデフォルトでメッセージを出力するものが数多く存在します。

「copy」コマンドでは、「1 個のファイルをコピーしました。」
「move」コマンドでは、「1 個のファイルを移動しました。」

コマンドのメッセージ表示を消す コマンド実行時のメッセージ

などが勝手にコマンドプロンプト上に出力されます。

これらのメッセージを出力したくない場合はコマンドの後ろに「> nul」を付けます(「nul」は「ヌル」と呼びます)。

 

「copy」コマンドでは、

「move」コマンドでは、

といった感じで普段のコマンドの最後に「> nul」をつけると、メッセージのコマンドプロンプトへの表示が消えます。

以下、実行結果です。

コマンドのメッセージ表示を消す コマンド実行時のメッセージを消す

 

「>」はファイルに書き出すために使用する出力コマンドであり、「nul」は「何もないもの」や「何もない場所」を意味します。すなわち「> nul」を付け加えることでメッセージを何もない場所へ飛ばしているのです。そのためコマンドプロンプト上には表示されないのです。

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