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バッチファイルの作成方法:Windowsバッチファイルに初めて触れる方へ

 

こんなことを知りたい人へ向けて書いています

  • Windowsバッチファイルを今からはじめる方
  • バッチファイルの作成方法を知りたい方
  • バッチファイルを作成・使用する上で快適なパソコン環境を整えたい方

 

目次

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とりあえず、Windowsバッチファイルを作成し実行してみる

この記事は

  • Windowsバッチファイルを今からはじめてみようという方
  • バッチファイル初心者の方でいまいちバッチファイルの作成と実行にしっくりきていない方

へ向けて書いています。

ここでは、初めにWindowsバッチファイルを快適に使えるようにパソコン環境を整えていきます。といっても全く難しくはありません。何かをインストールする必要はありませんし、5分もあれば終わるでしょう。

次に、簡単なWindowsバッチファイルを作成し実行まで行います。バッチファイルとはどのようなものかをまずは掴んで下さい。

 

では、Windowsバッチファイルの作成からはじめましょう。まずは、どのフォルダで作業するかを決めます。どこでもいいのですが、ここでは例として、「デスクトップ」に「バッチファイル」というフォルダを作りそこで作業することにします。

デスクトップに「バッチファイル」フォルダを作り、そのフォルダを開いて下さい。フォルダを作成するにはデスクトップ上の何もない場所を「右クリック」して「新規作成」から「フォルダー」を選択します。または、デスクトップをクリックして「Ctrl + Shift + N」を入力することでも新しいフォルダを作成できます。私はできるだけキーボードで行える操作を採用することにしています。その方がパソコン操作スピードは速くなります。

新規フォルダを作成したら、フォルダ名を「バッチファイル」という名前にしましょう。フォルダを「右クリック」して「名前の変更」を選択するか、フォルダを選択して、「F2」キーを押すとファルダ名の編集モードになります。

「バッチファイル」フォルダを作ったら、フォルダを開いて下さい。下の図のようなウィンドウが立ち上がるでしょう。

当然まだ何も入っていない空のフォルダです。この中にバッチファイルを作成していきます。

フォルダ内を「右クリック」して「新規作成」から「テキスト ドキュメント」を選択して下さい。

すると、フォルダの中に「新しいテキストドキュメント」ファイルが作成されます(下図)。

ところで、「.txt」の部分は表示されていますか?この部分は拡張子と呼び、そのフォルダの種類を判別する重要な役割を持っています。バッチファイルを作成するにはこの拡張子の部分を変更する必要があります。

表示されていない方でWindows7の方は以下の「Windows7の拡張子の表示方法」の設定を行いましょう。Windows10の方は「Windows10の拡張子の表示方法」まで移動しましょう。既に拡張子は表示しているという方は「バッチファイルを作成する」へどうぞ。

Windows7の拡張子の表示方法

左上の「整理」から「フォルダーと検索のオプション」を選択します。

すると、以下のようなウィンドウが現れます。

次に「表示」タブを選択します。

「登録されてる拡張子は表示しない」のチェックを外して「OK」ボタンをクリックします。これで、拡張子(いまは、「.txt」の部分)が表示されたと思います。

設定が完了したら、「バッチファイルを作成する」から実際にバッチファイルを作っていきましょう。

Windows10の拡張子の表示方法

Windows10では、フォルダ(Windowsエクスプローラー)の上の「表示」タブをクリックして「ファイル名拡張子」の部分にチェックを入れるだけです(下図)。

ファイル名を確認して下さい。拡張子(いまは、「.txt」の部分)が表示されているはずです。

バッチファイルを作成する

さて、実際にバッチファイルを作っていきましょう。先ほど作ったファイルの名前を「hello.bat」と変更します。このとき、拡張子に関する警告が出る場合がありますが、「OK」を押して許可しましょう(下図)。

すると、以下のようにアイコン画像が変更されます。※ファイル名だけの表示の場合はアイコン画像は左側に小さく表示されていると思います。

これで、バッチファイルが完成です。まだ、何も書いていない空のファイルですが、立派なバッチファイルです。それは、拡張子「.bat」がこのファイルはバッチファイルだということを示しているからです。このように、拡張子はファイルの種類をパソコンが判別するためのものなのです。

このファイルを開きましょう。ファイルを「右クリック」して「編集」を選択します。※ここでは必ず「右クリック」→「編集」の手順でファイルを開いて下さい。ダブルクリックではファイルは開きません。

開くと、メモ帳が開きます。この中にバッチファイルのコマンドを記述してパソコンに指示を与えます。

ここでは、メッセージを表示するコマンドを書き込んでみましょう。メモ帳で以下のコマンドを記入して下さい。

以下は、実際に書き込んでみたバッチファイル「hello.bat」の画像です。

このバッチファイルは、「こんにちは、バッチファイル」と画面に表示するプログラムです。画面とは、この後に紹介するコマンドプロンプト画面のことですが、先に少しプログラムの内容を説明しておきます。

1行目の「@echo off」はおまじないだと思っていてください。自分で作成する全てのバッチファイルに必ず付けるものと覚えていても良いぐらい、バッチファイルの1行目は「@echo off」で始まります。しかし、そんなに重要なものではありませんので「こんなものを初めに書く」とだけ覚えておきましょう。

3行目がメッセージを表示するコマンド「echo」であり、「echo」コマンドの右側にスペースを一つ挟んで表示したいメッセージを書きます。ここでは、「こんにちは、バッチファイル」と表示させてみます。

書き込んだら保存して閉じます。これでバッチファイルの準備はできました。

バッチファイルを実行する

次にバッチファイルの実行です。

まずは、コマンドプロンプトと呼ばれるバッチファイルを実行するためのコマンド画面を用意します。ここでは、Windows7の画面で説明しますが、Windows10の場合も同様に設定できるはずです。

ます、左下のスタートボタンを押して、「プログラムとファイルの検索」欄を表示させます。Windows10の方は左下の「ここに入力して検索」欄が初めから表示されています。

ここに、「コマンド プロンプト」と入力し、コマンドプロンプトという項目を「右クリック」しましょう(下図)。

「ファイルの場所を開く」という項目がありますので、それをクリックします。すると、以下のようなフォルダが開きます。

このフォルダの中に「cmd.exe」というファイルがあります。アイコンは黒いモニターのような画像です。

これを「右クリック」して、「ショートカットの作成」を選択します。すると、「ここにショートカットは作成できません。デスクトップ上に作成しますか?」と聞かれます(下図)。

「はい」を選択して許可します。これで、デスクトップに以下のようなショートカットアイコンができました。

これが、コマンドプロンプトと呼ばれるもので、Windowsバッチファイルを実行するためのターミナル(画面)になります。

コマンドプロンプトはダブルクリックで開くことが出来ますが、その前に一つだけ設定が必要です。このアイコンを「右クリック」して、「プロパティ」を開いて下さい。そして、「作業フォルダー」の項目を空にします(下図)。

空にしたら、「適用」を押し「OK」をクリックして終了です。

これで準備が整いました。では、作成したバッチファイルを実行してみましょう。このアイコンをコピー「Ctrl + C」して、バッチファイル「hello.bat」があるフォルダへ貼り付けます。フォルダ内はこのような状態のはずです。

今後、バッチファイルを実行するときは、このようにデスクトップにあるコマンドプロンプトのショートカットアイコンをバッチファイルがある場所へ持ってくることになります。なので、頻繁にバッチファイルを使用する方はデスクトップの分かりやすい場所に配置しておくことをオススメします。

「コマンドプロンプト(cmd.exe) – ショートカット」をダブルクリックして開きます。すると、以下のような黒い画面が表れます。

これが、コマンドプロンプト画面というもので、ここでバッチファイル実行したり、直接コマンドを打ち込んでパソコンに指示を与えます。

今回は、先ほど作った「hello.bat」ファイルを実行してみましょう。コマンドプロンプト画面に「hello.bat」と入力します(下図)。

入力後、「Enter」キーを押して下さい。すると、バッチファイルプログラムに書いた処理が実行されます。以下のように「こんにちは、バッチファイル」と出力されれば成功です。

 

バッチファイルを作成し、実行するまでの一連の流れを復習しましょう。

  1. バッチファイルを作成したい場所に「???.bat」という名前のファイルを作る。これが、バッチファイルとなる
  2. バッチファイルを「右クリック」→「編集」で開き、処理を書き込む
  3. デスクトップに用意したコマンドプロンプトのショートカットを同じフォルダ上に持ってきて開く(ダブルクリック)
  4. コマンドプロンプト画面に実行したいバッチファイル名を入力し、「Enter」キーを押して実行する

これがバッチファイル作成から実行までの基本的な流れになります。私もこの手順でほとんどのバッチファイル作業を行っています。

 

これからWindowsバッチファイルへ取り組む方へ一言

ここでは、Windowsバッチファイルにこれから取り組む方、バッチファイル初心者の方へ向けてバッチファイルの作成から実行までの流れを説明しました。

バッチファイルにはたくさんの便利なコマンドが用意されています。それらを使いこなすことで、パソコンの自動化・効率化が実現できます。バッチファイルで出来ることを知りたい方は、「バッチファイルでできること -コラム-」をご参照下さい。

また、ここから先を詳しく学んで行きたいという方は「バッチファイル入門講座」がオススメです。この講義を全て終えた頃には、初心者を脱し中級者のレベルにまで達しているでしょう。

分からないこと・不明な点等があれば、「お問い合わせ」からお気軽にお尋ね下さい。本サイトがあなたのWindowsバッチファイルに関する知識の向上と技術の習得の一助となりますことを心より願います。

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