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処理を終了した後にシャットダウンする
処理を終了した後にシャットダウンさせる例として最も一般的なのが、バックアップを取った後でしょう。
バックアップコマンドとシャットダウンコマンドをバッチファイルにまとめておけば、パソコンを閉じる前にバッチファイルを実行しておけばよいので便利です。
以下はバックアップコマンドの例です。
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xcopy .\file .\backupfile /d /e /c /y /r |
バックアップに関しては「第13章 夜中に自動でバックアップを取る -入門講義-」が詳しいので参考にして下さい。また、「xcopy」コマンドの各オプションに関しては、「「xcopy」コマンドのオプション一覧」で一覧をご覧下さい。
シャットダウンコマンドは、
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shutdown /s /t [シャットダウンを実行するまでの時間] /c "[メッセージ]" |
です。シャットダウンコマンドについては「shutdown(シャットダウンする) -コマンド別解説-」をご覧下さい。
バックアップコマンドとまとめてバッチファイル(backup.bat)を作ると、
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@echo off xcopy .\file .\backupfile /d /e /c /y /r shutdown /s /t 20 /c "後20秒でシャットダウンします。" |
のようになります。
これで、バックアップを取ったあと、メッセージを出力し20秒後にパソコンを閉じます。
以下、実行結果です。
【バックアップ中】
【バックアップ終了後、シャットダウンメッセージ】
私の場合は、毎回パソコンの電源を落とすときは、このバッチファイルを使っています。